雲游拳房BLOG

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六合螳螂拳 雑感(その二)

 96年頃だろうか師父と共に練習をしているとき、なぜか師父の動きに遅れたり逆に早まったりしてしまうことに気付いた。完全に一緒に合わせて動いているわけだから、普通なら起こりえないはずだった。私には打ち慣れた套路であり、しかも少なくない時間、その下についた師の動きである。私にとっては、リズムという言葉だけでは簡単に片付けられない現象であった。何か訳のわからない壁にぶつかった気がしていた。
 その後留学を開始し、師父と日々の生活を共に過ごし、遠回りをしながらも、やっと糸口が見えてきた。多分ここが一般的に六合螳螂拳の学びにくいといわれる由縁なのかもしれない。六合では、コンビネーションとしての技の順序はあまり重要ではない。だからと言って、一撃に大きくこだわるわけでもない。あえて分解すれば、始めに「つくり」があり、インパクト自体は控えめに存在し、更に「つくり」としてのフォロースルーがつづく、これが六合の動きの基本だと思う。この一連の流れが拳理となり、コンビネーションとは違った意味の回転、連環が重要視されてくる。すなわち以法制人の理念になる。
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