雲游拳房BLOG

螳螂門を中心に、武術全般について取り扱います。当BLOGは螳螂門を代表するものではありません。 文責はすべて片桐個人に帰します。無断転載・無許可の引用を禁じます。

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自然の運行に則して

暑さも治まり、肌寒ささえ感じる季節となってきた。
蒼穹の高さ、夜の虫の音など、
何時の間にか世界は季節の移り変わりを告げている。

われわれ日本で武術を練る人間は、
もっと季節の変化に目を配るべきだろうと思う。
身の回りの世界や自らの身体内部の変化を、
見つめ続けなければいけない。

数年前、北京梁氏八卦門に学ぶIさんという武術界の先輩から、
次のような御言葉をお聞きした。
「(古代数学としての)八卦は展開すれば三百六十卦となる。
だからこそ一つの卦をも失わない為に、
365日毎日欠かさず練習しなければいけない。」
これはIさんも御師匠からいただいた言葉なのだそうだ。
八卦掌は門外漢なので専門的なことはわからない。
しかしこの感性は本当に素晴しいと思う。

気分の乗るときも、不調のときも、
手足に痛みのある日も、身体が重い日も、
喜びも、悲しみも、苦しみも、怒りも、
全てのときに武術と共に在ることだと思う。
こんな考えは現代のスポーツ運動学理論では、
間違いとして否定されるだろう。
しかし「ごう」とも、「なりわい」とも称すべき、
「業」(わざ)はそうやって初めて身の上に積もるのだと思う。


自然と共にあること。
自然の運行とは変化であり、
変化とは内と外相互に関り合いながら起きる事象だ。
自らを知るためには、
世界にもっと目を見開かなければならない。

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